台湾旅行記(5/6)

少々原始感覚研究所を後にし,山から市街地へ向かいました.

途中に,青木淳さん設計の建物があったので外観だけ見学.

倉庫兼ショールームということですが,まだ一般公開されていなかったようでした.

立地がかなり微妙でしたが,ウィットに富んだチャーミングなファサードです.

濱江多目的センター/青木淳

OMA設計で工事中の台北パフォーミングアーツセンターへ.

こちらも外観だけ.

大味で場違いな建築だと予想していたが,思いの外良かったです.

工事が長引いているようですが,波打つ曲面ガラスとシャープなスラブがつくる立面が絶妙で,フラットなガラス面と比べるとずっと柔らかく,軽やかな印象で威圧感を和らげています.

完成に期待.

Taipei Performing Arts Center/OMA

 

直ぐ側に市場がありましたが日曜日ということで,閉まっていました.

 

目眩がするほどお腹空いていたので,適当に検索して見つけたカフェ“Kaffa indigo”で昼食を取りました.

 

白ワインで味付けられたアサリのスープがとても美味しいかったのだけど,プリッとしてクリーミーなアサリは台湾では標準的なものなのでしょうか?

 

士林区から台北101のある信義区へ移動.

101ではなく,ノーマン・フォスター設計のApple Storeがお目当てです.

Apple Xinyi A13/Foster+Partners

Macbookのようにシャープで美しい建物でした.

ミニマルなデザインにフォスター事務所の技術的なレベルの高さを垣間見ました.

 

くたくたになりつつ,ホテルへ.

台湾ではリノベーションホテルが流行っているようです.

宿泊したFolio Daan Taipeiもその一つ.

古い建物を改修したもので,小洒落ているし,安く泊まれます.

清潔感もあって不便もありません.

建物全体をギャラリーとしてアート作品を展示することをコンセプトとしているようでした.

 

荷物を下し,少し休んで小籠包が美味しいお店を求めて夜の街へと向かいました.

 

続く